患部を被覆する創傷被覆材や、ガーゼなどの固定として使われる医療用粘着テープ、
投薬用の経皮吸収テープなど医療の現場では様々なテープ・シートが用いられています。
命や健康を守るため、常に優れた機能と安全性が求められています。
「軟膏を塗り、その上にテープ・シートを貼って、蒸らす効果があるテープを作ってもらえないか?」1967年より、茨木事業所で救急絆創膏用粘着シートや衛生材料、害虫駆除剤などの製造を手掛けていたメディカル事業が、この依頼によって新領域へと踏み出しました。
国産初の医療用医薬品粘着シート「皮膚疾患治療用テープ製剤」を完成させたのが、1978年のことでした。その後、医療用医薬品の製造は軌道に乗り、1983年には、日本で初めてとなる「全身性経皮吸収型テープ製剤」を誕生させたのです。
ある日、経皮吸収テープ製剤用の粘着剤を開発中、粘着剤を柔らかくしすぎてベタベタにしてしまったことがありました。テープ製剤向けとしては失敗でしたが、この粘着剤を肌に貼った後剥がしても痛くないことに着目し、この特長を活かしたサージカルテープの開発をスタートさせました。そして1994年に誕生したのが、貼るときはしっかりくっつきはがす時には痛くない肌に優しいサージカルテープ「優肌絆®」でした。現在「優肌絆®」は人工透析時のチューブ固定用途をはじめとして多くの病院で使われています。
2005年には、次世代の医薬品として注目されている核酸医薬分野に参入し、2011年核酸医薬受託合成会社「アビシアバイオテクノロジー社」(現:日東電工アビシア)を買収しました。
2016年には、核酸医薬の受託合成機能をさらに拡大・拡充させるため、日東電工アビシアを通して医薬品の分析サービスを提供するIrvine Pharmaceutical Services社、医薬品無菌充填サービス提供するAvrio Biopharmaceuticals社の資産を買収し、Nitto Avecia Pharma Services社を設立。さまざまな技術と知識を融合させ、今も新しい技術開発を目指し、積極的に取り組んでいます。
私たちは、変化をチャンスと捉え、常にお客様に満足していただけるよう、
100周年を迎えたこれからもチャレンジを続けていきます。
患部を被覆する創傷被覆材や、ガーゼなどの固定として使われる医療用粘着テープ、投薬用の経皮吸収テープなど医療の現場では様々なテープ・シートが用いられています。命や健康を守るため、常に優れた機能と安全性が求められています。
「軟膏を塗り、その上にテープ・シートを貼って、蒸らす効果があるテープを作ってもらえないか?」1967年より、茨木事業所で救急絆創膏用粘着シートや衛生材料、害虫駆除剤などの製造を手掛けていたメディカル事業が、この依頼によって新領域へと踏み出しました。
国産初の医療用医薬品粘着シート「皮膚疾患治療用テープ製剤」を完成させたのが、1978年のことでした。その後、医療用医薬品の製造は軌道に乗り、1983年には、日本で初めてとなる「全身性経皮吸収型製剤」を誕生させたのです。
1994年には、経皮吸収製剤の小サイズ化で開発したゲル粘着剤を応用し、肌に優しく、剥がすときに痛くないサージカルテープ「優肌絆®︎」が完成。今も多くの人に愛用されている「優肌絆®︎」。実はある医療用テープを開発した際に「粘着剤が柔らかくなりすぎてベタベタの状態」になるという失敗から生まれた製品でした。この失敗をバネに研究を重ねること数年。粘着剤を硬くしたことで「ベタベタ」が解消し、剥がす時にも痛くないという「優肌絆®︎」最大の特徴となったのです。
2005年には、次世代の医薬品として注目されている核酸医薬分野に参入し、2011年核酸医薬受託合成会社「アビシアバイオテクノロジー社」(現:日東電工アビシア)を買収しました。
2016年には、核酸医薬の受託合成機能をさらに拡大・拡充させるため、日東電工アビシアを通して医薬品の分析サービスを提供するIrvine Pharmaceutical Services社、医薬品無菌充填サービス提供するAvrio Biopharmaceuticals社の資産を買収し、Nitto Avecia Pharma Services社を設立。さまざまな技術と知識を融合させ、今も新しい技術開発を目指し、積極的に取り組んでいます。
私たちは、変化をチャンスと捉え、常にお客様に満足していただけるよう、100周年を迎えたこれからもチャレンジを続けていきます。