Nitto グループレポート 2018
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Nitto Group Report 201809トップメッセージ2017年度業績および2018年度の…見通しについて2017年度における経済環境は、昨年度からの景気拡大基調が継続し、良好なファンダメンタルズも伴って世界的な成長に支えられました。国内でも良好な雇用環境や人手不足を背景とした効率化投資などは続いており、実体経済は緩やかながらも堅調に推移していました。しかしながら、2018年に入り、米国の良好な雇用状況が米ドル金利上昇を加速させるのではとの懸念から、好調だった先進国の株式市場は高値圏から大きく調整しており、米中などの保護主義的な動きに警戒感が高まりつつあります。Nittoグループは、主力のオプトロニクス事業において、スマートフォンのディスプレイの大きな変化に対応し、付加価値の高い新製品を投入することで、前年度から大きく業績を伸ばすことができました。インダストリアルテープでも、エレクトロニクス業界をはじめ、幅広い産業用途で収益を拡大させています。ライフサイエンスでは、これまで収益を牽引してきた核酸医薬の受託製造事業において、お客様の新薬開発中止の影響を受け、業績面では減速となったものの、核酸医薬の創薬開発では着実な進展を見せています。結果、売上収益は前年度と比較し、11.5%増(以下の比較はこれに同じ)の856,262百万円となりました。また、営業利益は35.8%増の125,722百万円、税引前当期利益は37.5%増の126,168百万円、当期利益は37.3%増■セグメント別業績 (単位:百万円)2016年度2017年度前年同期比インダストリアルテープ売上収益基盤機能材料186,187209,594112.6%トランスポーテーション124,229129,600104.3%計310,416339,195109.3%営業利益27,43334,357125.2%オプトロニクス売上収益情報機能材料352,905424,153120.2%プリント回路42,87142,03898.1%プロセス材料23,41024,439104.4%計419,187490,632117.0%営業利益48,46692,548191.0%ライフ…サイエンス売上収益44,45936,17181.4%営業利益21,2005,98528.2%その他売上収益26,03925,27997.1%営業利益61-140−P6の「セグメント別業績」にある「全社・消去」は含まれていません。ステークホルダーの皆様へ日東電工株式会社代表取締役 取締役社長 CEO COONittoは、2018年10月25日に創立100周年を迎えます。…電気絶縁材料の国産化を目指して1918年に東京に誕生して以来、…さまざまな製品を世に送り出し、たゆみなく成長を続けてまいりました。これもひとえにお客様をはじめ、諸先輩方、従業員、株主・投資家様、…お取引先様、地域社会の皆様の多大なご支援の賜物でございます。…グループを代表して衷心より御礼申し上げますとともに、…2017年度のご報告と2018年度以降の取組みについてお伝えします。

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