Nitto グループレポート 2018
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Nitto Group Report 201814Movimento Po Ke Te Na Shi Não andar com as Mãos nos Bolsos Não andar falando ou manejando Celulares e Smartphones Subir e descer escadas Usando o Corrimão Caminhar pelo local determinado sem cruzar as Faixas em Diagonal Praticar o Yubisashi Kosho nos pontos determinados Regras para pedestres na fábrica Po KeTe Na Shi “”Adhere to Walking Rule Within Premise2017年度災害発生状況これまで、先取りの安全活動として設備・生産プロセスに関わるリスク低減を進めてきた結果、「挟まれ」「切れ」による災害の発生を抑えることができました。しかし2017年度は、重大災害の発生件数が過去5年間で最多となり、重大災害および重大災害につながる恐れのある重要災害の発生は防止することができませんでした。「衝突」「墜落」による災害が増加し、発生した重大・重要災害全体の約半数を占めています。特に、「衝突」では車両による事故が大半を占めており、うち1件は、Nitto構内でグループ外関係者が亡くなられるという大変痛ましい交通事故でした。また「墜落」も急激な増加がみられることから、早急な対応として「安全対策の実行」と「安全意識の向上」を強化しています。2017年度取組み交通安全車両による重大・重要災害の増加を受け、リスクを抽出し構内の交通安全対策を実施しました。そのひとつとして、構内歩行者と車両を分離する歩行者専用通路の設置をNittoグループ全体で義務化しました。また、フォークリフトの運用・仕様、従業員用駐車場の仕様および走行上のルールを見直したほか、グループ従業員全員による交通安全くるま座を実施し、交通安全意識の向上にも努めました。さらに、交通安全のみならずすべての災害発生防止につながる「ポケテナシ活動」を推進し、各言語でポスターを作製してグループ全拠点に展開しています。安全教育これまで、疑似的な体験を通じた体感型の安全教育を日本、東アジア、南アジアエリア中心に進めてきました。近年発生している「墜落」による事故をなくすため、2017年度よりヘッドマウントディスプレイ型VR機器を用いた危険認知型教育を検討し、順次導入を進めています。これにより、体感型での教育が難しい「墜落」を体験でき、安全意識向上による抑制効果が期待できます。さらに、昨年に引き続き、経営層を対象とした外部講師による安全講習会を実施しました。また、国内外の管理職を対象としたワークショップを全51拠点で実施し、安全についての理解を深めました。Nittoグループは今後新たに安全ファンドを設置し、より効果的な安全対策と安全意識の向上を図り、あらゆる事故・災害ゼロを目指します。さらに、従業員の健康が安全にも寄与するとの考えから、さまざまなイベントを通して意識向上を図るなど「健康の維持増進」にも取り組みます。0102030405060重大災害 : 死亡、後遺症(障がい)が残る災害  重要災害 : 重大災害につながる恐れのある災害全災害 : 重大・重要災害および一般災害※Nittoグループ従業員、請負業者および構内で働くすべての人を対象とする050100150200250300重大・重要災害発生件数※(件)全災害発生件数※(件)20172013201420162015(年度)1423311713020406080100(%)2017201420162015(年度)その他火傷墜落衝突薬傷切れ引き込まれ挟まれNittoグループは、「安全をすべてに優先する」という価値観を共有しつつ、日々の事業活動を行なっています。一人ひとりが健康で安心して働ける職場を全員参加で築くことが、あらゆる事故・災害をゼロにすると考えます。■重大・重要災害「事故の型」別比率「ポケテナシ」ポスター歩行者専用通路を設置Safety“CHIPS”CampaignCHSIPDon’t “Point Call”“CHIPS” is the Americas area original word, alternative word of “poketenashi” in Japan. 行走时 禁止使用手机 上下楼梯时 必须使用扶手 按规定线路行走 禁止斜穿过路 穿过指定场所时 必须手指口呼 Po Ke Te Na Shi 运动 行走时 禁止手插口袋 据点内行走有关规则的贯彻活动 労働安全衛生ESG課題①

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