
RAYCREA
Nittoが開発した「RAYCREA」は、新しい光の表現を可能にする光制御技術です。一般的なガラスやアクリル板に、「RAYCREA」のフィルムを貼り、端部にLED光源を組み合わせることで、フィルムを貼った面だけを光らせることができます。下記の特徴をもつ「RAYCREA」は、新たな面照明の可能性を切り拓いていくことでしょう。
※RAYCREAは現在開発中の製品です。
■ Wideness (大面積)
RAYCREAのフィルムは長さの制約がなく、大面積の発光を可能にするため、一般的な窓ガラスやアクリル板を照明に変えることができます。
■ Distribution control (配光制御)
面照明でありながら配光制御を実現。フィルムが光の向きを制御するため角度によって明るさが異なり、光を必要とする方向を明るく照らし、光を必要としない方向はまぶしさを低減することができます。
■ Duality (両面性)
RAYCREAは片面が光り、片面は透明性を保ちます。さらに発光していない時は両面ともに透明なガラスやアクリルのままとなります。
■ Flexibility (柔軟性)
柔軟性に富んだフィルムは薄くて軽く、曲面への貼り付けなど表現力に富んだ発光面を作り出すことができます。多彩な色をまとうRAYCREAのパネルを重ねると、色と光、そして透明性の表現もまた、無限に拡がります。
INTERVIEWS
建築、プロダクト、視覚表現など、各界で活躍する表現者に、いち早く「RAYCREA」に触れていただきました。その可能性とともに彼らのクリエイションの源泉を探り、これからの光のあり方を考えます。
SEARCH FOR LIGHT
Nittoは2021年9月、イタリア・ミラノで開催されたミラノデザインウィークに初めて出展し、開発中の光制御技術「RAYCREA」を初披露しました。クリエーションパートナーに建築照明デザイナーの面出薫氏を迎えた展示「SEARCH FOR LIGHT」は、その表現力と今後の可能性に大きな期待が寄せられました。展示内容およびアーカイブの写真と映像を下記よりご覧いただけます。