「International Display Workshops2024」にてRAYCREATM を用いたフロントライトに関する最新開発成果を発表しました

2024年12月4日-12月6日 札幌コンベンションセンターで開催されたInternational Display Workshops2024にて、RAYCREATM に関する最新開発成果「Novel Film Technology compatible with Large-Sized Reflective Displays」を発表しました。

本成果は、RAYCREAの特徴である大面積・高効率発光を活かした、フロントライト*1 における新たな可能性を示す内容であり、今後の活用が期待されます。

◆開発内容と成果
本検討では、Nittoの光学シュミレーションの知見を生かし、世界初の1600mmの長さを持つフロントライトのプロトタイプを製作し、その実現可能性を示しました。

  • RAYCREATM の特殊構造により高効率発光する導光板を実現しました。
  • RAYCREATM の大面積と均一発光の両立、両面性*2、反射特性を考慮した配光制御*3 からフロントライトとしての適性を見出しました。
  • 反射型ディスプレイまたは紙ポスターとRAYCREAを組み合わせたプロトタイプでは、点灯/非点灯時における高い視認性からフロントライトとして実用性を示しました。

*1 フロントライト:自発光しないディスプレイの前面に設置されている照明、周囲の光が少ない環境でもディスプレイを見やすくするために使用されます。
*2 両面性:光源点灯時は片面が発光、もう一方の面は透明(発光が弱く透明性が維持された状態)、消灯時は両面ともに透明を維持できる技術です 。
*3 配光制御:光源から放射される光の方向や広がりを調整する技術を指します。

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