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新しい価値づくりでは、好奇心と粘り強さがものを言う。

新しい価値づくりでは、
好奇心と粘り強さがものを言う。

全社技術部門
新規モビリティ事業開発部 市場開発部 開発1課
研究開発 2016年入社

CAREER

  • 1年目〜4年目

    研究開発として入社。Nittoに蓄積された技術を組み合わせて、お客様のニーズを満たす車載用偏光板の開発から製品化までを担う。

  • 5年目〜現在

    新規モビリティ事業開発部に異動。次世代モビリティに関するマーケティングを行いながら新規事業開発を進めている。

Nittoに入社を決めた理由

専攻分野が違っても活躍できる。
未来に希望を感じることができた座談会。

電子部品メーカーの開発職を志望し、さまざまな企業を調べるなかでNittoを知りました。面接や工場見学で社員の方と話す機会が多くあり「ここで働いてみたい」と思ったのですが、ひとつ不安がありました。それは私が大学院で物理学を専攻していたということ。Nittoは化学メーカーなので、就職活動中に参加した座談会では、その不安をストレートにぶつけましたね。すると「まずは大学での研究や学生生活に精いっぱい取りくんでください。必要な知識は入社後に学べばいいから」と言ってもらえて。さらに、新事業を立ち上げるには多様な専攻分野の人財が必要だということもわかりました。座談会では幅広い分野に興味があり、積極的にチャレンジしていきたいことも伝え、その姿勢が評価されたのか無事に内定をいただくことができました。

Nittoに入社を決めた理由Nittoに入社を決めた理由

Nittoで感じるやりがい

新規事業開発は正解がない、
だから、未知の先へ行く楽しさがある。

入社からの4年間は車載用偏光板の研究開発をしていました。誰もがイメージする、モノづくりの仕事ですね。その後異動して、現在は自動車用センサーに関するマーケティングをしながら、新規事業創出を目指しています。今、自動車業界は100年に一度の大変革期を迎えていると言われています。特にConnected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の英語の頭文字を合わせた「CASE」と言われる新領域では、技術革新が急速に進んでいます。自動車用センサーはどの領域とも関連性が高いため、次世代の事業の柱として期待されているのです。とはいえ、柱として確立させるまでに越えるべき壁がいくつもあります。この仕事の難しいところは、〈機能性10%アップ〉のような明確なゴールがある製品開発とは違い、正解がないことですね。地図も方位磁石も持たずに冒険しているような感覚で、最適解を探りながら日々試行錯誤しています。それがおもしろい部分でもあるのですが。新しい車に求められるニーズは何か、自動車市場はどう変化していくか、どのような性能を持つセンサーがあれば喜ばれるか。自分なりに仮説を立ててお客様にぶつけると、新たな課題や要望が出てきて次の一歩につながることもあります。地道ですが、こうした一歩一歩の積みかさねが次の自動車産業をつくっていくので、やりがいは大きいですね。

Nittoに入社を決めた理由Nittoに入社を決めた理由

チャレンジエピソード

忍耐力と責任感を培った、
Nittoの技術を応用した車載偏光板の開発。

異動前に担当していた車載用偏光板の開発でも、現在の業務のように一歩一歩粘り強く検証を重ねて製品化までこぎつけたテーマがありました。偏光板はカーナビやスピードメーターなど車内の各所に使用されているのですが、年々大型化・高精細化しています。また、夏場の車内は非常に暑くなるので、高い耐熱性が求められますし、太陽の光で劣化しないよう耐光性も重要。あらゆる特性を高水準で求められたことがあったのですが、これまでの技術だと実現できませんでした。そこで、他分野の製品で使われていた表面処理技術を車載用偏光板に応用することになったのです。私はこのテーマで初めて旗振り役としてチームをまとめ、先頭を走り、製品化というゴールを目指すことになりました。車載用では初採用の技術を使うということもあり、製造や品質保証など関係部署にも働きかけ、一歩ずつテーマを進めていきましたね。時にはコストの問題などで後退することもありましたが、足掛け3年でなんとか製品化できました。課題にぶつかりながらもあきらめず、粘り強くやり抜く。自分が中心になり使命感を持って取り組めましたし、この経験は確実に今の業務にもいきているので、価値あるテーマでしたね。現在の業務は0から1を生み出し、1から10に大きくする仕事で、開発・製品化は10から100にする業務だと思うので、今後はどの開発ステージにおいても活躍できる人財になることが目標です。

「自分には無理」と足を止めず、何事にも興味と好奇心を持ってほしい。

「自分には無理」と足を止めず、
何事にも興味と好奇心を持ってほしい。

私は入社前に希望したように、さまざまなことに挑戦できています。まさかマーケティングに従事するとは思っていませんでしたが、開発には市場理解も必要なので、結果としてはいいキャリアを歩んでいると思います。私のように思わぬ業務に就くことがあるかもしれませんが、やはり大切なのは何事にも興味を持つこと、好奇心を持つこと。「できるかどうか」は二の次だと思います。Nittoは新しいことにチャレンジしたい方には最適な環境です。ぜひ一緒に次の価値を創造していきましょう。

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