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カーボンニュートラル実現に向けて有機溶剤をバイオ化

日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下「Nitto」)は、バイオ企業、Crysalis Biosciences(本社:米国、CEO: Sanket Gandhi、以下「Crysalis社」)と、カーボンニュートラル実現に向けた有機溶剤のバイオ化を進めるため、植物由来原料を用いたアセトニトリルの共同開発、ならびにCrysalis社への出資に関する契約を締結いたしましたので、お知らせします。

核酸医薬受託製造事業における環境負荷低減の取り組みについて

Nittoは、核酸医薬原薬の受託製造事業において、原薬の合成及び精製工程で、主要な有機溶剤の一つであるアセトニトリルを使用しており、石化資源の消費量を減らすバイオ化をカーボンニュートラル実現に向けた重要な取り組みの一つとして認識し、その実現に注力しております。
Crysalis社は、微生物発酵と触媒改質技術を組み合わせて、植物由来の原材料をさまざまな化学物質に変換する革新的なバイオリファイナリー技術を保有しています。この技術は、環境価値の高い低炭素強度の有機溶媒の製造を可能にします。
今後、Nittoは医薬品製造の先駆的な取り組みとして、Crysalis社の革新的なバイオリファイナリー技術を用いたアセトニトリルのバイオ化を進め、サプライチェーン全体での環境課負荷低減に取り組んでまいります。

今後の展開について

両社は、今回の業務資本提携により戦略的協業関係を構築し、今後さらに、Nittoの高分子膜分離技術等とCrysalis社のバイオリファイナリー技術を組み合わせることで、一層の環境負荷低減に資する技術開発を進めてまいります。
また、Nittoは、バイオリファイナリーを有望な成長分野と捉え、主たる市場である米国においてマーケティングを強化し、新たな事業領域の開拓、ならびにニッチトップ製品の創出に取り組んでまいります。

Crysalis Biosciences Inc. について

Crysalis 社は、バイオプロセス技術の実証、製造、およびライセンシングを行う企業です。保有する知的財産ポートフォリオを活用し、炭素強度の低い次世代のバイオ燃料およびバイオケミカルを製造する生化学プラントを設計、建設、運営しています。Crysalis 社の詳細については、(https://www.crysalisbio.com)をご覧ください。

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ

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