Nittoグループは、サステナビリティの重要課題の一つとして「気候変動への対応」を掲げています。気候変動の主因である温室効果ガス(GHG)の排出削減は、持続可能な社会の構築と企業の成長に不可欠であり、私たちの重要な責務と捉えています。
気候変動に伴う環境・社会の変化は、企業経営においても将来的に重大なリスクとなり得ます。そのため、Nittoグループは2050年までにカーボンニュートラルを達成することを目指し、化石燃料の使用を段階的に削減しています。
具体的な取り組みとしては、再生可能エネルギーの導入や設備の省エネルギー化を進め、エネルギー効率の向上を図っています。これにより、化石燃料への依存を減らしています。
気候変動に関する取り組みの実行性を高めるために、環境担当役員を責任者としたGlobal Green Committeeを設置し、関連機能部署であるESG経営全体を推進する担当部署、調達担当部署のみならず事業執行部署、エリア統括との組織横断的な連携を強化しています。詳細は、TCFDページをご参照ください。
GGC取り組み体制図
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Nittoグループは、2050年GHG排出量(Scope1+2)実質ゼロを掲げ、「Nittoグループカーボンニュートラル2050」宣言を行っています。また、気候変動への対応を一層加速させるため、中期経営計画「Nitto RISE 2028」における2028年度、2030年度目標※を下表のとおり設定しました。この目標達成に向けて、製品の無溶剤化(脱溶剤)、エネルギーの有効活用(省エネ)、再生可能エネルギーへの転換、環境貢献製品(PlanetFlags™)の創出、サプライチェーン全体でのGHG排出量削減に取り組み、リスクの最小化と機会の最大化を図ります。また、2050年の目標達成に向け、Scope1の対策を強化し、H₂(水素)活用技術にも挑戦しています。
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また、再生可能エネルギーの利用に関しては、「Renewable Energy 100% (RE100)」に加盟し、2035年までにグローバルで100%の目標を掲げています。再生可能エネルギー電力は将来的に供給量不足が予想されることから、社会実装の加速、長期視点での安定調達に向けて取り組んでいきます。
設備運用の改善や高効率設備への更新による省エネ、太陽光発電設備の新規導入・増設による再生可能エネルギーの利用増加などの取り組みに対し、2021年を起点とする10年間で800億円の投資計画を策定し、実行しています。
※ これらの目標はSBTルール改定にも対応しています。詳細は「国際イニシアチブ認定の取得」をご参照ください。
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Science Based Targets(SBT)日東電工株式会社は、2030年に向けた温室効果ガス(以下、GHG)排出目標が、科学的根拠に基づいた目標であるとして国際的イニシアチブ「Science Based Targets」認定を取得しました。
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RE100再生可能エネルギーによる自社のCO2削減や社会全体の再生可能エネルギー実装を促進するため、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーに転換することを目指す「Renewable Energy 100% (RE100)」に2024年5月23日に加盟しました。2035年までに、グローバルで100%達成を目指します。 |
新技術により、乾燥工程や回収処理に多くのエネルギーを必要とする溶剤製品の無溶剤製品への転換、有機溶剤の使用削減をすすめています。
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省エネ標準仕様書を作成し、グローバルで製造工程における省エネの取り組みを推進しています。
クリーンルーム空調における省エネやLED化などへの投資、製造工程における省エネの推進や製造プロセスの電化(脱化石燃料)に対しても積極的に取り組んでいます。
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再生可能エネルギーによる自社のGHG(CO2)削減や社会全体の再生可能エネルギー実装を促進するため、事業活動で使用する電力を再生可能エネルギーに転換する取り組みを行っています。
再生可能エネルギー電力は将来的に供給量不足が予想されることから、Power Purchase Agreement (PPA)も積極的に活用し、社会実装加速に貢献します。再生可能エネルギー電力の安定調達を目指します。
※ 転換率はサステナビリティデータブックをご参照ください。
Nittoグループでは、2005年より自家発電のための太陽光発電設備を積極的に導入しています。
※ 太陽光発電量など詳細はサステナビリティデータブックをご参照ください。
写真左:屋上に設置された太陽光発電設備(日東電工 茨木事業所)
写真右:カーポートに設置された太陽光発電設備(韓国日東オプティカル株式会社)
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東北事業所CO2ゼロエミッション工場は再生可能電力と太陽光発電により製造されたH2(水素)と外部調達によるH2(水素)から蒸気の製造を行い、工場でのCO2排出ゼロを達成しています。
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※ 詳細はニュースリリースをご参照ください。
Nittoグループは生み出す製品・サービスの環境への貢献を可視化し、特に貢献度合いの高い製品・サービスをPlanetFlags™として認定することで、サステナビリティ重要課題への取組みを具現化していきます。
※ 詳細はPlanetFlags™/HumanFlags™(環境・人類貢献製品)をご参照ください。
社会全体でカーボンニュートラルを達成するためには、サプライチェーン全体でのGHG 排出量の管理・削減が不可欠です。Nittoグループでは、2030年度目標の達成に向けてScope3排出量削減の取組みを進めています。
その具体的な施策として、事業ポートフォリオの変革、歩留まり向上、サステナブル材料への転換の推進に加え、原材料の1次データ(サプライヤーから直接取得する排出量データ)収集や製品廃棄処理の詳細確認などの算定精緻化を進めています。また、削減効果を可視化するため、利益と炭素効率の観点からの製品評価や、各取組みによるGHG削減量の算定を行っています。
原材料の1次データ収集や輸送の効率化では、サプライヤー様の協力も不可欠であることから、サプライヤーエンゲージメントも強化しています。
※ 詳細はサステナビリティデータブックをご参照ください。