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高周波通信の社会実装に向けて
BeammWave社と共同開発契約を締結

日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下Nitto)は、BeammWave社(本社:スウェーデン、CEO Stefan Svedberg) と、高周波通信における協業のため、共同開発契約を締結したことをお知らせします。Nittoの低誘電基板材料技術と、BeammWave社のデジタルビームフォーミング技術を組み合わせ、低消費電力及び低コストで高周波通信が可能なモジュール開発を加速いたします。加えて、両社の技術を融合させ、ミリ波帯に代表される高周波通信の社会実装のため、共同でのマーケティング活動を行います。

Nittoの低誘電基板は、誘電率の低い新規材料を用いた基板であり、特にミリ波帯を中心とした高周波通信領域において、高利得なアンテナ性能の実現が期待されています。本材料をBeammWave社のデジタルビームフォーミング技術と組み合わせることにより、スマートフォンのアンテナモジュール用途への適用を第一段階の目標とし、市場投入を目指します。既に、共同でのプロトタイプの開発には着手しており、本契約の締結により、さらなる技術革新を目指します。また、プロトタイプを用いた共同展示および、顧客コンタクトを通し、高周波通信の社会実装にも貢献します。

Nittoは、ユニークなデジタルビームフォーミング技術を持つBeammWave社との協業を通じて、技術開発とマーケティングの両面から、将来のミリ波市場への参入に向けた効果的な取り組みができると期待しています。

「大手日本企業の高度な技術チームと、スウェーデンの小規模企業の技術チームが、非常にシンプルかつ効率的な方法で連携し、両社にとって有益な世界水準のイノベーションを創出している様子は、非常に興味深いものです」と、BeammWave社のCTOであるPer-Olof Brandt氏は述べています。

日東電工株式会社について

Nittoは1918年の創立以来培ってきた8つの基幹技術をベースに、表示デバイスに使用される偏光板などの光学材料、回路基板、工業用テープ、医療用関連製品など様々な製品・サービスをグローバルに提供している高機能材料メーカーです。ブランドスローガン「Innovation for Customers」のもと、世の中に「なくてはならない」価値を創出し、持続可能な地球環境、豊かなと人類社会の実現に貢献することを目指します。

BeammWave社について

BeammWaveは、24GHz以上の周波数帯における通信ソリューションの専門企業です。アンテナを備えた無線チップと関連するアルゴリズムの開発による、5Gおよび6G向けのソリューションを開発しています。同社のデジタルビームフォーミング技術は独自かつ特許取得済みであり、高性能かつ低コストのソリューション提供を目指しています。BeammWaveのB株(ティッカー:BEAMMW B)は、ストックホルムのNasdaq First North Growth Marketに上場しており、認定アドバイザーはRedeye ABです。

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ

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