~Nittoグループは人権を大切にする企業であり続けます~
Nittoグループは、人権に関わる国際規範*1に基づき、人権を尊重します。Nittoグループは、国内法令の順守はもとより、事業活動を行う国・地域における法令・規制を尊重します。もし国内法令や事業活動を行う国・地域における法令・規制と国際的に認められた人権とに矛盾がある場合には、国際的な人権原則を尊重できるよう努めます。
日東電工株式会社
代表取締役 取締役社長
髙﨑 秀雄
*1 Nittoグループは国際人権章典(「世界人権宣言」、「市民的および政治的権利に関する国際規約」、「経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約」)や、国際労働機関(ILO)の「労働における基本的原則および権利に関するILO宣言」による中核的労働基準、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」などの人権に関わる国際規範を支持し尊重します。
*2 人権への影響を特定し、防止し、軽減し、そしてどのように対処するかについて責任を持つというプロセス
アフリカのコンゴ民主共和国とその周辺国で産出される鉱物は、広く世界の産業界で利用されています。一方、この地域における深刻な人権侵害を伴う国内紛争は、上記の鉱業から直接的または間接的に資金や利益を得た武装勢力が、深くかかわっていると言われています。
このような中、2012年8月に米国証券取引委員会(SEC)が、関連する米国上場企業に対し、特定の鉱物(以下の紛争鉱物*1)参照)についての調達関連情報の開示を、2014年から義務付けることを決定しました。 この調査の動きは、既にサプライチェーンの中で広まっており、特に流通過程において精錬所の特定を行うことが重要とされています。
*1) 紛争鉱物 ; タンタル(Ta)、タングステン(W)、スズ(Sn)、金(Au)のうち、コンゴ民主共和国およびその周辺国で産出され、深刻な人権侵害を行っている武装勢力の資金源になっている、と目されるものを指します。
この確認プロセスは、SEC(米国証券取引委員会)規則に則り、またRBA (Responsible Business Alliance) などのお客様業界団体からの要請に沿って行います。
Nittoグループと取引きいただく仕入れ先様に対して実施しているCSR調達アンケートやCSR調達取引先評価チェックシートには、人権擁護に関する項目も含まれています。
グループ内はもちろんのこと、これらの結果から児童労働・強制労働等の人権侵害がないことを確認しています。
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