企画展 第1回 体とテープ展
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なぜ粘着テープによる皮膚からの投薬方法が生まれたのでしょうか?
以下のメリットがあり、患者さんの不安や負担の軽減に役立ってます。
経皮吸収型テープ製剤はどのように薬を運ぶのでしょう?
皮膚を通して体内に入った薬が血中に入り、血液で運ばれて患部に届きます。
薬の種類・特長によって、全ての薬が粘着テープに活用できるわけではありませんが、少しでも多くの薬剤が経皮吸収型テープ製剤として利用されるよう世界中で開発が進んでいます。
かぶれの原因はいろいろ
絆創膏(サージカルテープ)を貼ると、かゆみや赤みが生じることがあります。その原因は・・・
かぶれにくいゲル粘着剤って?
柔らかいゲル状の粘着剤なので、テープをはがすに角質をほとんどはがしません。
さらに、柔らかいゲル状の粘着剤は、皮膚の凹凸によくなじみ、接着面積を大きくとることができます。従来のテープのように「点」で固定する固い粘着剤に比べ「面」での粘着が可能なため、十分な固定力を保ちます。
Nittoグループが製造する肌にやさしいテープには以下の種類があります
- 同じ部分へくり返し貼ることの多いこのテープ製剤に、優肌™粘着剤を使用することで、皮膚刺激を軽減することを目指しました。
- 病院などでもっとも頻繁に使われるのが、サージカルテープです。ガーゼやチューブの交換の度に、貼ったりはがしたりすることがくり返されるため、優肌™粘着剤を使用することで、はがすときの痛みやかぶれの発生が抑えられ安心してお使いいただけるようになりました。
- フィルムドレッシングは、極薄のポリウレタンなどのフィルムに粘着剤を薄く塗った粘着シートです。皮膚に貼ったときの違和感が少なく、水分や細菌の浸入を防ぎながら、水蒸気は簡単に通すため、皮膚表面の蒸れも防ぎます。
このフィルムドレッシングには、特に水蒸気をよく通す優肌™粘着剤を使用しました。
- 創傷(きず)を保護するときによく用いられるのが、パッド付きドレッシングです。
粘着シートの中央に、高吸収性の繊維からなるパッドが設けられています。
このパッド付きドレッシングにも、優肌™粘着剤を使用しました。傷の部分もまわりの皮膚も、どちらもやさしく保護できます。
目がチカチカする、鼻水が出る、のどが乾燥する、吐き気がする、頭が痛い、湿疹が出るなど人によってその症状はさまざまで、個人差が大きく、同じ部屋にいるのに、まったく反応しない人もいれば、敏感に反応する人もいます。
全ての室内空間で起きるため、住居以外のオフィスビル、病院、学校など比較的長時間滞在する空間でも発症することがあります。
原因は、カビやダニのほかに、化学物質による空気汚染だと言われています
天井、床材、壁紙などに使われるペンキ、接着剤、塗料から化学物質が放散され、空気を汚染すると言われています。
この化学物質とは揮発性有機化合物質=VOC (Volatile Organic Compounds)のことで、常温で揮発しやすい有機化合物のことを指します。トルエン、ホルムアルデヒド、ベンゼンなどがよく知られています。これらの化学物質は、(乾燥しやすい)や油汚れを落としやすいなどの特長があり、塗料、接着剤などの溶剤として広く利用されてきました。
厚生労働省が13物質の室内濃度の指針値を策定しました
シックハウス症候群が問題視され、 2000年から厚生労働省が「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」を発足し、シックハウスの原因となる13の化学物質の室内における濃度の指針値を策定しました。
ホルムアルデヒド | 100μg/m3(0.08ppm) |
アセトアルデヒド | 48μg/m3(0.03ppm) |
トルエン | 260μg/m3(0.07ppm) |
キシレン | 870μg/m3(0.20ppm) |
エチルベンゼン | 3800μg/m3(0.88ppm) |
スチレン | 220μg/m3(0.05ppm) |
パラジクロロベンゼン | 240μg/m3(0.04ppm) |
テトラデカン | 3800μg/m3(0.88ppm) |
クロルピリホス | 1μg/m3(0. 07ppb) 小児の場合0.1μg/m3(0.007ppb) |
フェノブカルブ | 33μg/m3(3.8ppb) |
ダイアジノン | 0.29μg/m3(0.02ppb) |
フタル酸ジ-n-ブチル | 220μg/m3(0.02ppm) |
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル | 120μg/m3(7.6ppb) |
「シックカ―症候群」という言葉をご存じですか?自動車も住宅と同じく、内装にはインストルメントパネルやドアパネルの表皮接着や樹脂塗装、ハーネス類、カーペットなどにVOCを利用した材料を使用していました。また、車室内のVOC濃度は車室内の温度によって変化します。炎天下で駐車している自動車の室内では、室内温度が上昇し、VOCが揮発しやすくなるため、VOC濃度が高くなる場合があります。走行中の換気が容易とはいえ、自動車は気密性の高い室内空間です。そこで、社団法人日本自動車工業会が住宅よりも試験条件の厳しい「車室内VOC低減に関する自主取り組み」を2005年2月に策定しました。同様にトラック・バス等の商用車に対する自主取り組みも2006年3月に策定しました。
- 厚生労働省の室内濃度に対する指針値指定13物質に対し、乗用車については2007年度発売の新型車から、トラック・バスについては2008年度発売の新型車から指針値を満足させる。また、それ以降も各社さらに室内濃度低減に努める。
Nittoグループには化学物質を放散量が極めて少ない無溶剤のテープがあります
- 曲面接着性にすぐれる
EW-514 - 再はく離性にすぐれる
No.5000E - Nitto初の低VOC両面テープ
No.510 - 自動車業界で定着
No.512 - 厚手タイプ
No.515 - 粗面接着性にすぐれる
No.516