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臓器線維症治療薬「ND-L02-s0201」の特発性肺線維症を対象とした第2相臨床試験の結果

日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下Nitto)は、臓器線維症治療薬「ND-L02-s0201」の特発性肺線維症※1を対象疾患とした国際共同第2相臨床試験の結果、安全性・忍容性に優れた薬剤であることを確認しましたが、期待していた有効性を明確には見いだせませんでした。これを受けてブリストル マイヤーズ スクイブ社(本社:ニューヨーク、CEO:Giovanni Caforio、以下、BMS社)と協議した結果、肺線維症に関する追加ライセンスのオプション権を行使しない旨の通知を受領しましたのでお知らせいたします。
HSP47 siRNA製剤「ND-L02-s0201」は、線維症の原因となるコラーゲンの生成や分泌を調整するHSP47(Heat Shock Protein47)を阻害するsiRNAを用いた核酸医薬です。Nittoは2016年に「ND-L02-s0201」の肝線維症・肝硬変を対象とした開発・製造および販売に関して、BMS社と独占ライセンス契約を締結しました。特発性肺線維症は、BMS社に追加の独占ライセンスを許諾するオプション契約の対象でした。

なお、「ND-L02-s0201」の肝線維症・肝硬変を対象とした開発はBMS社にて継続されていますが、同社が実施中の非アルコール性脂肪肝炎(NASH)由来の肝線維症を対象とした第2相治験を中止する旨の通知を、BMS社より受領しています。

※1 肺胞に継続的にできる傷とその修復のためにコラーゲンなどが増加して肺胞の壁(間質)が厚くなる原因不明の難治性疾患。予後が悪く、日本では難病指定されています

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ

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