半導体や石油化学、エネルギー、飲料等幅広い業界の各プロセスにおける脱炭素および資源循環を加速させる分離技術を提供します。
溶剤分離膜
Nittoは、半導体工場等で発生する溶剤を含む排水を対象に、溶剤を選択的に分離・濃縮する膜システムを開発しています。半導体メーカーの工場排水を使った実証試験を実施し、商用システムの導入に向けて検証を進めています。
半導体製造において洗浄工程で大量の水資源を利用するため、発生する排水の処理および再生が大きな課題となっています。
Nittoは、排水を再生するのと同時に排水中の溶剤を分離・濃縮して、廃棄物の処理コストを低減し、水・溶剤のリサイクルに繋げる溶剤分離システムを開発しています。

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Nittoが長年提供している水処理膜(RO膜)と異なり、溶剤(IPA)を選択的に透過する膜を利用しているため、効率的に排水中の溶剤成分(IPA)を分離・濃縮することができます。
排水中の溶剤濃度に合わせて、水処理膜と溶剤分離膜を組合わせた最適なシステムのご提案が可能です。
*IPA: イソプロピルアルコール

自社工場および半導体工場の実廃液を対象に実証試験を実施。
目標通りの性能を確認し、システムの商用化を目指しています。


小中規模の工場排ガスを対象にコンパクトで効率的なCO₂の分離回収技術を開発しています。
このCCUS技術をもって2050年カーボンニュートラルの実現を支援します。
世界的な課題であるCO₂排出量の削減に向け、弊社の分離膜を利用することで、工場の燃焼排ガス等からCO₂を濃縮し、CO₂の回収・利用・貯蔵(CCUS)に繋げます。

CO₂回収技術として従来からある化学吸収法と比較して、次の特長があります。
Nittoは、長年水処理膜で分子サイズでふるい分ける膜技術を磨いてきました。
CO₂とN₂は分子サイズが近しく、これまでの分子ふるいによる分離では高い性能が得られないことから、CO₂と膜との親和性によって分離する技術を開発しています。
Nittoは、CO₂分離膜技術を持つノルウェーのAqualung Carbon Capture ASと共同開発契約を締結し、開発を進めています。Nittoの膜・薄膜コーティング技術と製造力、Aqualung社の促進輸送膜技術を組み合わせ、高性能かつ低コストなCO₂回収ソリューションの開発を進め、2026年度中の実証試験とその後の事業拡大を目指しています。さらに、グローバルエネルギー企業との協業も視野に入れながら、CO₂回収技術の商業化を加速し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
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