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豊橋事業所総合事務棟「LINCS(リンクス)」が「ZEB」認証を取得

日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下「Nitto」)は、豊橋事業所 (愛知県豊橋市) 内に建設中の総合事務棟「LINCS」が、再エネ活用と省エネ対策でエネルギー削減率105%を実現したことで、第三者機関より、「ZEB」※1認証及びBELS※2の最高評価である5スター(☆☆☆☆☆)を取得しましたのでお知らせします。

Nittoは、2022年5月19日に発表した「Nittoグループカーボンニュートラル2050」宣言で、2050年度までにカーボンニュートラル※3を目指すとともに、2030年度までにCO2排出量47万トン(2013年度比約40%削減)とすることを表明しました。LINCSは、2022年5月に迎えた豊橋事業所操業60周年を機に、次の成長に向け、「人と自然環境」「Nittoグループ従業員同士」など、あらゆるものをつなぐ“架け橋”として現在建設中の当社初の環境配慮型フラッグシップオフィスです。コミュニケーションの活性化による従業員のチャレンジのさらなる促進や、環境への配慮による地域や社会との共生・協業を目指し、2022年10月竣工予定です。
このたびLINCSが、太陽光発電による再生可能エネルギーの創出に加え、当社の製造工程で出るプラスチック廃材と再生木を混合させたオリジナルのルーバー※5による西日対策、自然採光を活用した設計、照明・空調システム、Low-E複層ガラスなどの活用により、基準一次エネルギーの消費量に対してエネルギー削減率(太陽光発電による創エネを含む)105%を実現したため、「ZEB」認証、およびBELS認証5スター(☆☆☆☆☆)を取得しました。
また従業員の働き方改革の一環としてフリーアドレス制の導入、屋外テラスやリモート対応スペースなど、多様化する働き方に合わせて場所を選ばず、快適かつ生産性高く働ける環境を整備することで、CASBEEウェルネスオフィス認証(Sランク)※4も申請、取得の計画です。
Nittoは、地球環境、人類、社会をお客様と捉え、持続可能な未来と幸福のためにグループ全体でCO2削減に取り組んでまいります。
LINCS外観(イメージ) BELS認証

※1 ZEB認証について
快適な室内環境を保ちながら、建物の高断熱化や効率の高い設備等により省エネルギー化に努めつつ、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、建物で消費する年間の一次エネルギー(建物の利用に伴う直接的なエネルギー消費量)の収支をゼロにすることを目指した建物。ゼロエネルギーの達成 状況に応じて、「ZEB」、「Nearly ZEB」、「ZEB Ready」、「ZEB Oriented」の4段階で表示されます。

※2 BELS (Building-Housing Energy-efficiency Labeling System) 評価認証について
BELS 評価認証は、建築物の省エネ性能が評価されるもので、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会によって運営されています。省エネ性能のランクに応じて 5 段階のスターマークで表示され、性能が良いほどスターの数が増加します。

※3 事業活動におけるCO2実質的排出量(スコープ1、2)

※4CASBEE ウェルネスオフィス認証について
建物用途がオフィスの建築物及び複合用途建築物におけるオフィス用途部分で、建物利用者の健康、快適の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組みが評価されるものです。建物内で執務する労働者の健康、快適に直接的に影響を与える要素だけでなく、知的生産性の向上に資する要因や、安全・安心に関する性能についても評価されます。

※5 幅の狭い細長い板を一定の傾斜をつけて平行に並べ、板の角度を変化させることで、外部からの目線や日光、風雨などを一定に遮ることができるものです。日除け・雨除け・通風・換気・目隠しを目的として様々な場所に使われます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ

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